なぜ、今小児在宅医療なのか


総合在宅医療クリニックでは、成人の在宅医療に加え、2018年から小児の在宅医療にも本格的に取り組んでいます。
地域の多職種・当事者親子と共に学び、医療的ケア児や重症心身障害児とその家族が安心して暮らせる地域を作っていきます。


子どもミライツクルBOOK

子どもミライツクルBOOK

日本財団から助成を受け、これから小児在宅医療を始める人に向けた「小児在宅を始める・深めるきっかけの8日間」研修を行いました。
この研修のダイジェストを全50ページのテキストにしました。

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小児在宅医療をはじめるための研修会 ~2018・2019~

小児在宅医療をはじめるための研修会~2018・2019~

2018年度、2019年度に、わたしたちが実施した「小児在宅医療研修会」の概要を簡単にまとめた報告書です(ともに日本財団助成事業)。全国から医療・福祉・行政・教育・テクノロジーなどさまざまな分野の講師に来ていただいて、子どものいまと未来をサポートしていく時に大切な知識と視点と勇気をいただきました。

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【動画解説】重症児者の「まとまりマッシュ」「まとまりペースト」レシピ

おいしいものをおいしいままに、食べやすくして食べさせてあげたい。重症心身障害児者やご家族のそんな願いを叶えるお食事「まとまりマッシュ」「まとまりペースト」。10年前に重症心身障害児者施設「つばさ静岡」で開発された調理方法をもとに、今回の浅野先生の研修内で実習指導していただきました。
画像部分をクリックすると、別ページで動画ページ(YouTube)が開きます。

 こちらからレシピがダウンロードできます。 レシピダウンロード

「おいしい」が、「いのち」をつなぐ
~子羊学園 つばさ静岡より~

10年前、重症児者の食事と言えばきざみ食・ミキサー食が当たり前だった頃に、「まとまり食」を開発した子羊学園つばさ静岡。調理師の職人技によって、食べやすいから楽しくなる、早く食べられる、介助者も疲れない「食事」が実現しました。家庭でできる「まとまりマッシュ」「まとまりペースト」は、ここからスタートしました。

重症児者のための
おうちでできるまとまりマッシュ(きざみ食)

「小さく刻んだら食べやすい」というのは本当でしょうか。小さく刻んだものは口の中でまとめにくいし送り込みもしにくいので、咽頭に残ってしまいがちです。いわゆる「きざみ食」対応の方向けに、食事を細かく刻むのではなくお米をつなぎにして飲み込みやすい「まとまりマッシュ」です。



重症児者のための
おうちでできるまとまりペースト(加熱式)

おいしいものをおいしく食べてほしいから、家族がたべるお食事を一食ずつペースト状に。「スベラカーゼ」を使うことで、ミキサー食よりもツルンと飲み込みやすくなります。非加熱式だと外食などでも対応可能です。

重症児者のための
おうちでできるまとまりペースト(丼式)

毎日三食の準備は本当に大変。私たちの食事にもきれいな盛り付けを楽しむ料理もあれば、バランスを考えた上で手早く作って食べられる丼ものがあります。重症児者の食事も、時には栄養と手軽さ優先で、おかずとご飯を一緒に食べる丼物風があってもいいと思います。